うちの弁護士は手がかかる6話までの評価 目次
- ムロの「アク」
- ムロ・平手以外のキャスト
- 平手友梨奈
- 最後に
───────────────────────────── - 1話:平手は六本木クラスでも好演!
- 2話:平手「あなたたちは犯罪者!」
- 4話:視聴率と感想!4話までの口コミも検証!
「ムロは嫌いじゃないのに、このドラマでは正直気持ち悪い!」
「アクの強い演技が鼻につく!、脇役の方がふさわしいのでは!」
「平手友梨奈をこのドラマではじめて知ったが素敵!」
こんな書き込みを目にしました。
いや、まさしくその通りだと!私も激しく同意ですね!
またマイナーな意見としてこんなのがありました。
「よい俳優陣が揃っているのに、他の人の良さが全然出ていない」
これにも激しく同意・アグリーです!
その理由はおそらくムロのアクが強すぎるからもありますが、制作陣がせっかくのキャストをうまくきようできていないからだと思います。
他にも、「このドラマの平手友梨奈…良い!、意外とコメディ、行けるのでは?」
総じて平手友梨奈を讃える口コミが多かったですね。
私も平手ファンですので嬉しい限りです!
それでは『うちの弁護士は手がかかる』6話までの評価を進めたいと思います。
私は決してムロが嫌いではありません。
しかしこのドラマにおけるムロはどうもいただけません。
それはムロ自身に問題があるのか、もしくは制作陣の企画や演出にあるのかは私にも分かりませんが、とにかく冒頭での口コミにもありましたが、ムロの演技が鼻につき、不快感があるのは確かです。
3年前の永野芽郁と共演した『親バカ青春白書』ではそんな感じはなく、いい親バカぶりだったように思うのですが、どこが違うのでしょうね?
ここでムロという役者をよくよく考えた時、ムロは脇役でこそ本領を発揮する俳優ではないかと思えます。
この『うちの弁護士は手がかかる』でも、もし平手が主役でムロが脇役・相手役であったならもっと違うドラマになっていたのではないかと思いますね。
コーラスで例えれば、そもそもバックコーラスという存在は、バックコーラスとしてのシチュエーションで歌ってこそ、その真価を発揮するのであって、そのバックコーラスがメインの歌手の前に立って歌ったのでは歌手の歌を阻害するだけのノイズに成り下がります。
それと同じことがこの『うちの弁護士は手がかかる』に表れているのではないでしょうか。
『親バカ青春白書』では主役はあくまでムロでしたが、あの時の立ち回りは『うちの弁護士は手がかかる』よりも控えめで、彼独特のアクはあまり気になりませんでした。
これも冒頭での口コミにもありましたが、主役級の2人以外の存在感があまりにも希薄です。
あれでは居ても居なくても変らないと思えるほどです。
せっかくのキャストなんですからもっと生かすようにすべきだと思いますね。
『特捜9』では主役が誰だか分からないほど脇役が活躍していますが、あれほどではないにしてももう少し脇役が活躍するシーンが欲しいですね。
『トクメイ』も比較的『うちの・・・』に近く、環奈と沢村の喧噪で周りが目立ちませんが、それでも『うちの・・・』よりはましで、今週などは松本まりかがけっこう活躍していました。
酒向芳(さこう よし)なんかも味があって一度くらい活躍の回があってもいいと思いますね。
松尾諭は一度表に出ましたが、それはあまり彼の持ち味を生かしたものではありませんでした。
『罠の戦争』では憎まれ役でけっこう彼も生きていましたし、今のままではもったいない限りです。
最後になりますが、何といっても平手はいいですね。
私が好きな女優と言うこともありますが、口コミでも悪い評価は見当たりません。
とにかく彼女には華があり、彼女が存在するだけでその場が華やいで見えます。
はっきり言って演技力はあまり感心できないのですが、「あばたもえくぼ」と言うか、その下手さがかえって魅力的に映るんですね。
あのツンデレぶりは最高です(笑)
どう表現すればいいのか、可愛いとかきれいとかよりも、カッコいいんですね。
口コミでも、可愛いという声よりも「素敵!」「華やか」とかが多くありました。またその平手についてこんな口コミもありました。
・ムロの活躍ばかりで平手の活躍が無さすぎる。平手は可愛くなってきた。
・平手はもっとツンデレに徹するべき
これには私も同意です。
同じことを繰り返すようですが、この『うちの弁護士は手がかかる』というドラマは、平手が主役であるべきであったと思います。
つまりこのドラマは企画の失敗と言っても過言ではないと思いますね。
平手が猪突猛進でグイグイ突っ走って、それをムロが尻拭いをするといった展開にすることで、平手とムロ双方の持ち味が生かせるのではないかと思います。
今のままでは結果的に平手の持ち味をムロが潰してしまうような展開になっているように思われてなりません。
ムロはムロで、脇役ならムロのアクの強い個性が適度に希釈されて持ち味を存分に生かせるのに、主役であるためにそのアクが前面に出てしまい、不快感を生んでしまう結果になっているような気がします。
みなさんはどう思われるでしょうか。
何はともあれ、もう少しこのドラマを見守っていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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